変態番付というものをご存じだろうか。
国内外の常人にはおよそ理解の難しい性的嗜好でニュースを騒がせた変態を
大相撲の番付になぞらえて順位付けをし、表にしたものである。
その中に側溝道という四股名で横綱という最高位を賜った名力士がいる。

こちらの作品紹介を見たときに彼を思い出した人は決して少なくないはずだ。
女性のパンツ見たさに年間８０回その身を側溝に潜ませ
１０年間で３度の逮捕を受けている彼のその情熱は一体どこからくるのか
その一端の理解の手助けになるかもしれない。そんなシリーズの作品だ。

内容は只々、側溝に身を置きにグレーチング越しに下からパンツを盗み見る。それだけである。
グレーチングの距離感がやけにリアルだ。そうなると自身の環境も映像に寄せたくなる。
ならば場所はベッドの上ではなく床が望ましい。更に側溝の圧迫感も欲しくなってくる。
私は何かないのか、どこかないのかとデバイスのパススルー機能でゴーグルを付けたまま全裸で部屋をウロウロしていると
ちょうど壁とベッドの隙間の具合がよかったのでそこで仰向けになるとまさかのシンデラフィット。
なかなか良い、なかなか良いがここまでやっても動画内容はのぞきの為、多くの人は１００％の欲求を満たすことはできないだろう。
だがこれを求めて三度捕まった男がいるという事実。
他人の変態的な性癖を畏れることなく理解することこそ多様性が求められる現代において大切なことだと感じた。

最後に取り調べにおいて生まれ変わったら道になりたい、入らないでいいなら苦労はしないと名言を残した
稀代の大横綱、側溝道関にこの言葉を贈りたい。

『　時代は貴方に追い付いた　』